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OMEGA flightmaster c.911

design . life

2010.06.11

オメガサービスセンターへオーバーホールにだしていたフライトマスター。4ヶ月寂しい思いでしたが、先日スイスからベストコンディションになって手元に戻ってきました。O.H.に伴い、針、リューズ、プッシュボタン、風防、裏蓋は新品に交換。またケースの磨きが当時のオリジナルではないとのことでケースの研磨もお願いしました。おかげでインデックス以外、外観はピカピカです。製造から40年近く経たち、リペアパーツがすでに入手困難な状態にあるということを聞いていたので、本国にリペアパーツが残っていたことはとても幸運なことでした。
勿論動作も完璧で、ゼンマイの巻き具合も以前よりもかっちりとした手応え、そしてケースに耳をあてればチッ、チッ、チッ、チッとこれまで以上に澄んだ音を響かせます。ぼてっとした厚みのある外観もそうですが、手巻きのこのキャリパーの音もフライトマスターが好きな要素のひとつです。

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OMEGA flightmaster

life

2010.02.05

OMEGA flightmaster

もうかれこれ何年も前になりますが、アンティークショップで手に入れたオメガ・フライトマスター。私よりもちょっと年上な1970年代前半につくられた手巻きの時計で、その独特のフェイスと金属の塊のごとくどっしりとした重量感が気に入って愛用してきました。
これからもながく時をいっしょに過ごすためにオーバーホール(以下OH)を考えていたのですが、これがなかなか頑丈でして特に不具合がなかったのをいいことに、先延ばししてきたのです。

そんな折り偶然、スウォッチグループのオメガサービスセンターが名古屋にもあることを知りOHをお願いしました。結果、先週末連絡がありスイスに送ってOHすることとなり、見積りに2ヶ月、OHに3〜5ヶ月かかるとのこと。少しの間とはいえ寂しくはなりますが、スイスへ里帰りできることは良かったなと思っています。ただ製造から30年以上経っていることもあり、リペアパーツもだんだんなくなってきていると聞きます。心配といえば心配ですが…

オメガ・マイスターの手によって、元気になって戻ってきてくれることを願って。

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